演技

本当、ふざけんなってくらい部屋が寒い。財布も寒いし、ひもをぐっとしめたいところだけど、暖房の光熱費も馬鹿んなんねぇ。マイル交換したANAご利用券が届いた。どこ行こう(ワクテカ

商談なんかで唐突にWIN WINとか。ちょっっwおまっっwしぃー、真っ昼間から何の機械の駆動音だよボケがってことをぬかす小池徹平みたいなブジネスマン。「お互い納得のいく形でプロジェクトを進めていきたいですね」とか。これはこれは結構なゆとりで。かけっこも、皆でゴール、順位なし。「この世の全てが有限である以上、奪い合いは当然」ってカイジの台詞を思い出しつつ、俺達のホライゾーン。相手もそうは言いつつも、「上手く搾取してやろう」と思ってると思うし、「そういうの、もういいですから。てめーら、クソして寝てろ」って言いたいのを堪え、「そう言って頂けると幸甚です」と答えるのも大人。でも、現在の僅かな理解の差がその将来に大きな誤解となっていくのはnobody knowsであり、その兆候が幾許かそこに見受けられるなら、断るのも将来のため。「そう言って頂けるのは有り難いのですが」と断る。最初に「無理」と言って、あなたがそこまで言うからやったんですよと言う方法論で進めていくと、上手くいったりする。だから、最初は断る。ただ、あなたの熱意に押されてやったんですからねという理由を残しておけば、例え失敗しても怒られないし、寧ろ感謝されたりする。勝算があったとしても失敗する可能性が少しでもあるなら、「そんなん絶対無理」と最初に言うこの演技の心地よさ。「わかる、わかるよ、言いたいことは」とか歩み寄りの志向だと結果、損する。そんなん絶対無理ですよという器量の狭さを見せつけるのも技術。後々、「ほら、上手くいかなかったでしょ。これは分かっていたんですよ。私はこれを専門としていますから。でも、あなたがどうしてもって言うからやったんです。他の人が同じことを言っても絶対やらなかったでしょう」と本当に恩着せがましく。そこで「ああ、俺が言ったからやってくれたのか。悪いな。そして、なんていい人なんだ」ってのが真面目な人の反応だとして、そこでも「いや、ダメだろうからこういう話をあんたんところに持ってきたんであって。こっちだって、ダメもとだよ。いい話はもっと別のところに持って行きますよ」ってのがまぁ普通なんだろうな。だからこそ「次はもうやりません」って最初に言っておいて、ポシャった時に「だって、あなたを信用してやったら、こういう結果になったじゃないですか。忘れましたか?」と、そこでやっと縁を切れると。ああ、回りくどい。なんて回りくどいんだろう。まぁ、そう言われたら相手も何も言えんだろう。

迷ってばかりの相手に対して「一生迷ってろ・・・・!そして失い続けるんだ・・・・貴重な機会をっ・・・!」っていう福本テンテーの名言を思い出す俺もそうとうきているけども、これって翻って全ての人生よね。人生は選択の連続。ともあれ、拒否のスタンスから営業を行いたい。