講習

途中まで見て、これ見たと気付いた。「映画最初から見なくちゃ」のところで既視感を味わい、マクルーハンのシーンで確信した。マジpoor memory。でも最後まで見た。やばい。見た映画、どんどん忘れてる。高校卒業する頃、不条理な作品が好きだったので、ベストは石井輝男監督のねじ式だと言っていた記憶があるが、既に内容を忘れてきており、今見ればおそらくつげ義春よりは、ユージン・オニールの劇をベストに挙げるだろう。趣向ってどんどん変わるね。でも、映画館で見たクソ映画ほど時間が経つのが遅くて逆に覚えていたりする。金城武主演の「初恋」とか。今でも覚えてる。渋谷で、本当に長く感じた。

本作は出会いの描き方が秀逸。あと、天然な感じの田舎娘の描き方が萌える。某有名企業勤務の合コンマスターともいうべき知り合いが先日こう言った。「恋愛に通じる出会いは合コンにはない気がする」。達観?分かりませんが。なるほど。本作で言い換えれば、「自分を会員にするような会員制クラブには入りたくない」か。Anyway、本作にも時々すごいグッとくる台詞がある。「人生は、悲惨か惨めかのこの二つしかないと思ってる」とか。どっちも「惨」って文字があってひどいけど。悲惨から目を背けないから笑いを発見できるのかも。

以下、今週気になった言葉
『天才とは、何よりもまず苦悩を受けとめる先駆的な能力のことである。』(カーライル)
苦悩を一切受け止めないこともまた天才であるという理解も出てきそうだけども。

以下、今週飲んだ酒
アインベッカーウルボック:普通
ツボルグ・ゴールド:あんまおもろない
BIRRA MORETTI:味も忘れた
プレミアムモルツ黒:飲み易かった。

以下、今週食べて美味しかったチョコレート
コートドールバー・プラリネフォンダン

桜木町。取締役と最近入社した人と行く。講師が関西弁で超ハイテンション。芸人かと思った。芸人でも食って行ける話術があった。自己啓発セミナーかとすら思った。赤煉瓦の方までブラブラ。ニュースで話題のナビオスとか見たり。

その後桜木町で飲み。ビール、シャンディガフ、カクテルいくつか、芋焼酎ロック。5時間ぐらい飲んでた。家路が遠くて鬱になりそうだった。熟睡。

趣向って簡単に変わるものだなと思った。というのは、最近以前は飲めなかった珈琲のブラックがどんどん飲める。会社ではブレンド。スタバではラテばかりだったのに、アメリカーノ。ビールも嫌いだったのに、かなり飲んでる。趣向って変わるのだなぁ。