出張

出張から今、帰宅。おいしいものばかり食べた。鯖寿司に始まり、地鶏、刺身、黒霧島、海鮮丼。九州は良いところだった。人柄も温かい。あちら側がすごいもてなしてくれて、「本当に申し訳ない」とすら思える出張だった。これでレポート書けと言われると、阿藤快風のグルメレポートになる。。。気候も暖かい。田舎のキャバクラも良いもんですなぁ。(小田原ドラゴン風)

大先輩というか、孫が塾に行くほどの年齢である取引先の親分に場末のキャバクラでこう言われた。
「あんた、若いようやけど、何もせんとあっという間やで。仕事ってのは逃げたらあかんねん。あんたの前に嫌な仕事と楽な仕事の2つがあったら嫌な仕事しなくちゃあかんねん。楽な仕事しててあっという間おっさんなったら、その人はなんも成長のない人や。逃げてばかりじゃあかんねん。つまらんおっさんになる」
初めて会った人だが、非常に染み入る言葉だった。日々、生き馬の目を抜くようなむずさがあるが、どうも楽な方を選びがちだ。楽な道で、楽にやって達成し賞賛されるんだったら魅力的に見える。でも、そこで敢えて、困難な方に進むその勇気がないとダメだと。楽な道なんか誰でもできるわけで、困難な道に自分の自尊心やプライドをかけていかな、と。ダメだと分かっててもやらないよりは、やって失敗しても良いから全力でやれと。気持ちの違いである。「どうせ無駄だからやらない」と「どうせダメだけどやる」は大きな違いだ。しかし、そこで敢えてやる方を選びとれと。困難な道を敢えて選べと。その情熱は最初誰からも評価されないとは思うが、それでもどっかの誰かは見ているものだと。社外の人は評価しないだろう。でも、社内の人は見ているかも知れない。社内の人も評価しないとしても、自分がやりたいからやることであれば、精一杯やったという自分の満足感だけは残る。やらないで後悔するなら、考えたことは全部やれと。非常に染み入る言葉である。精一杯、魂をかけられたらそれで充分。情熱は高貴である。

すごく楽しい。明日起きれるかなぁ。