携帯かいました。

飛行機が好きな人は観た方が良い。ただそれだけ。

オフコース、すざけるな。メンヘルナルシスの華麗にて波乱なる日々の欲求不満消化器官不全と思しき幸福の味覚障害という病理の脳内鬱屈閉所培養気味自我をぶちのめすために声を大にしてここはall american rejectsしなければ、男がすたるとばかりに、NO!と言える日本人。もう思いやりとか優しさとかそんなレベルではなく。

その自意識を、この世界で、いや、3次元で、どうにかこうにか生産的に昇華させてやるべく、いや、もう三千世界やら仏国土やら知らんが、そういったところで、浄化させるべく妙案を考えようとはしているのだが、無理だし、「いや、死ねない」と。

「なんで?」

「なんでって?死ねない。多分・・・」

少しの沈黙

「そうなんだ・・・」

そうなんですよ。俺は。貴様は、桃井かおりか。薄気味悪い憂鬱がカッコイイとでも思ってるのか?彼女はショックをうけているような素振りで、その素振りは意識的にせよ、無意識的にせよ、俺の不愉快のボルテージをgraduately increasing。つまりは、その、所謂一つの、もしかして、あなたは以下の言葉を待っていらっしゃるのですか?というささやかな疑問。

「君の為なら死ねる!一緒に死のう!」

彼女の真横、俺の脳内では、ノコノコを階段でひたすら蹴り続けるというこの世の憂鬱と不条理の無限ループが繰り返されていた。つまりは、絶望の無限いっきアップ。そんな中、彼女はゆっくりと口を開いた。

「どうでもいいんでしょ?もう。全部」

「・・・何が?」

「よく言ってるじゃん。どうでもいいって。・・・嘘?」

「どうでもいいよ、全部」

「・・・なら、しんじゃおう?」

彼女のつぶやきのあと、どこまで膨らみ続けるのか検討もつかないほどの不穏な沈黙が一気に辺りを支配し、俺は、体操の「つり輪」でプルプルした手でしっかりと輪を掴んでいる体操選手のような状態だったが、やがて耐え切れなくなって、やけくそ気味に口を開いた。

「いや、死ねない。俺は。何故ならば、俺は真のどうでも良いには辿りつけてない。というか、俺はどうでもよさを極めたいんだよ。どうでもよさの最果てであり、どうでもよさのプロであり師範とも言うべき、どうでもよさの極地にたどり着くことを、どうでもよさの呪いの中で。最終形態のどうでも良さはこんなもんじゃない。本当にどうでも良いならば、どうでもいいという思いすらどうでもいいはずだからだ」

「・・・分かんない」

言わなきゃ良かった。何言ってんだ。俺。さっき以上の無様で悲惨な沈黙が周囲を侵略統治し、共栄圏でも建設しそうなほどで、いてもたってもいられなくなった俺は、ふと、彼女の首筋がとてもセクシーであると、この期に及んでまったく緊張感のない、何か動物的な直感を感じ・・・

ここは既にからっぽである。

SH901iC。春っぽく。

飛行機が好きな人は観た方が良い。ただそれだけ。

オフコース、すざけるな。メンヘルナルシスの華麗にて波乱なる日々の欲求不満消化器官不全と思しき幸福の味覚障害という病理の脳内鬱屈閉所培養気味自我をぶちのめすために声を大にしてここはall american rejectsしなければ、男がすたるとばかりに、NO!と言える日本人。もう思いやりとか優しさとかそんなレベルではなく。

その自意識を、この世界で、いや、3次元で、どうにかこうにか生産的に昇華させてやるべく、いや、もう三千世界やら仏国土やら知らんが、そういったところで、浄化させるべく妙案を考えようとはしているのだが、無理だし、「いや、死ねない」と。

「なんで?」

「なんでって?死ねない。多分・・・」

少しの沈黙

「そうなんだ・・・」

そうなんですよ。俺は。貴様は、桃井かおりか。薄気味悪い憂鬱がカッコイイとでも思ってるのか?彼女はショックをうけているような素振りで、その素振りは意識的にせよ、無意識的にせよ、俺の不愉快のボルテージをgraduately increasing。つまりは、その、所謂一つの、もしかして、あなたは以下の言葉を待っていらっしゃるのですか?というささやかな疑問。

「君の為なら死ねる!一緒に死のう!」

彼女の真横、俺の脳内では、ノコノコを階段でひたすら蹴り続けるというこの世の憂鬱と不条理の無限ループが繰り返されていた。つまりは、絶望の無限いっきアップ。そんな中、彼女はゆっくりと口を開いた。

「どうでもいいんでしょ?もう。全部」

「・・・何が?」

「よく言ってるじゃん。どうでもいいって。・・・嘘?」

「どうでもいいよ、全部」

「・・・なら、しんじゃおう?」

彼女のつぶやきのあと、どこまで膨らみ続けるのか検討もつかないほどの不穏な沈黙が一気に辺りを支配し、俺は、体操の「つり輪」でプルプルした手でしっかりと輪を掴んでいる体操選手のような状態だったが、やがて耐え切れなくなって、やけくそ気味に口を開いた。

「いや、死ねない。俺は。何故ならば、俺は真のどうでも良いには辿りつけてない。というか、俺はどうでもよさを極めたいんだよ。どうでもよさの最果てであり、どうでもよさのプロであり師範とも言うべき、どうでもよさの極地にたどり着くことを、どうでもよさの呪いの中で。最終形態のどうでも良さはこんなもんじゃない。本当にどうでも良いならば、どうでもいいという思いすらどうでもいいはずだからだ」

「・・・分かんない」

言わなきゃ良かった。何言ってんだ。俺。さっき以上の無様で悲惨な沈黙が周囲を侵略統治し、共栄圏でも建設しそうなほどで、いてもたってもいられなくなった俺は、ふと、彼女の首筋がとてもセクシーであると、この期に及んでまったく緊張感のない、何か動物的な直感を感じ・・・

ここは既にからっぽである。

SH901iC。春っぽく。