THE NOTEBOOK観賞ネタバレ

仕事終え、即、銀座、YAMAHA HALLへ。

私の周りで見ていた、特に女の人がよく泣いていました。確かに、ぐっとくる。泣く寸前、鼻の先がきゅっとなって、鼻腔が開かれる。

ぐだぐだ言うのは嫌だが、敢えて、ほんの少しだけのツッコミを入れるならば、中身の問題ではなく、設定とかそういう部分の映像にした時の白々しさというか、タイミングというか、そういう映画の部分が足を引っ張っていた気がする。ハリポタと同じで映画より原作の方が優れている予感をさせる作品でした。良いお話です。

自分には迫るものがありました。淡い青春、淡い初恋、淡い思い出、メモリー

ビッグ・フィッシュ」のような「物語」自体を作品の根幹に持ってきているので、ある人生の物語の物語、「物語物語」しているところで、私の個人の趣味と合致していて、そこが楽しめました。

物語物語することや、「記憶」をテーマにした作品は、最近妙に、増えてきたと思う。「脳化」?「脳=世界」みたいな。養老猛司?「記憶」がkeyになる作品です。「メメント」とかもそうか。

パンフレットはゲーノージンのコメントがずらずら。もうね、それが何より残念、無念、遺憾の意を表明したい所存であります。結局あれですから。あのコメントは広告ですから。セルフマネジメント作業の一環ですから。何が「号泣しました」ですか。もう、紙を通して彼らの自己ブランディング行為とその世間様に対する意図が透けて見えますから。残念。あなた方、さとう珠緒の物まねする長井秀和で笑えないですから〜。あのゲーノージンコメントで「見よう」とする人もいるのかも知れないけど、私は、おすぎが気が狂ったようにテレビで宣伝しているのを理由に映画を見に行くタイプではなく、寧ろ、自分がなかなか良いと期待して身に来たのに、どうでもいいコメントされている映画を見ると嫌だ。欝だ。エフェドリンでも飲みたくなる。

そういうところ、日本っぽくないですか。海外の映画なんかは、「The Master piece! by New York Times」などと書かれたりするもんだが(日本に比べ、わりとメディアを通しての賞賛が多かったり(個人でなく、雑誌とか新聞のパワー)、ローリングストーン誌に載るということがジャーナリストの一歩だったり、各州のプロ市民なジャーナリズトが力持ってる気がする)、香山リカなんかが「愛は医学を超える。by 香山リカ精神科医)」とかすげーどうでも良いコメントしてて、いや、そのコメント自体は良いんだ、言って良いです!表現の自由。だけど、それが、どれほどの意味があるんですか?というコメントが多すぎる。広告じゃん。映画っつーか、その人の。小倉優子なんかもコメントしてて、お前ら、小倉優子って名前だけ載せたいだけちゃうか、と。インフレなんですよ。コメントが。匿名の文章でもぐっとくる言葉やレビューはあるはずなんだが、ああいう紹介のされ方はめちゃくちゃチープに映るっていうか、もうゲーノージンのコメントはやめてほしいです。

映画が終わると、CM用のカメラ(一般人が「すっごい感動しました!」とか言ってるあれ)が回っていて、パンフ以上にうざいことこの上なく。

仕事終え、即、銀座、YAMAHA HALLへ。

私の周りで見ていた、特に女の人がよく泣いていました。確かに、ぐっとくる。泣く寸前、鼻の先がきゅっとなって、鼻腔が開かれる。

ぐだぐだ言うのは嫌だが、敢えて、ほんの少しだけのツッコミを入れるならば、中身の問題ではなく、設定とかそういう部分の映像にした時の白々しさというか、タイミングというか、そういう映画の部分が足を引っ張っていた気がする。ハリポタと同じで映画より原作の方が優れている予感をさせる作品でした。良いお話です。

自分には迫るものがありました。淡い青春、淡い初恋、淡い思い出、メモリー

ビッグ・フィッシュ」のような「物語」自体を作品の根幹に持ってきているので、ある人生の物語の物語、「物語物語」しているところで、私の個人の趣味と合致していて、そこが楽しめました。

物語物語することや、「記憶」をテーマにした作品は、最近妙に、増えてきたと思う。「脳化」?「脳=世界」みたいな。養老猛司?「記憶」がkeyになる作品です。「メメント」とかもそうか。

パンフレットはゲーノージンのコメントがずらずら。もうね、それが何より残念、無念、遺憾の意を表明したい所存であります。結局あれですから。あのコメントは広告ですから。セルフマネジメント作業の一環ですから。何が「号泣しました」ですか。もう、紙を通して彼らの自己ブランディング行為とその世間様に対する意図が透けて見えますから。残念。あなた方、さとう珠緒の物まねする長井秀和で笑えないですから〜。あのゲーノージンコメントで「見よう」とする人もいるのかも知れないけど、私は、おすぎが気が狂ったようにテレビで宣伝しているのを理由に映画を見に行くタイプではなく、寧ろ、自分がなかなか良いと期待して身に来たのに、どうでもいいコメントされている映画を見ると嫌だ。欝だ。エフェドリンでも飲みたくなる。

そういうところ、日本っぽくないですか。海外の映画なんかは、「The Master piece! by New York Times」などと書かれたりするもんだが(日本に比べ、わりとメディアを通しての賞賛が多かったり(個人でなく、雑誌とか新聞のパワー)、ローリングストーン誌に載るということがジャーナリストの一歩だったり、各州のプロ市民なジャーナリズトが力持ってる気がする)、香山リカなんかが「愛は医学を超える。by 香山リカ精神科医)」とかすげーどうでも良いコメントしてて、いや、そのコメント自体は良いんだ、言って良いです!表現の自由。だけど、それが、どれほどの意味があるんですか?というコメントが多すぎる。広告じゃん。映画っつーか、その人の。小倉優子なんかもコメントしてて、お前ら、小倉優子って名前だけ載せたいだけちゃうか、と。インフレなんですよ。コメントが。匿名の文章でもぐっとくる言葉やレビューはあるはずなんだが、ああいう紹介のされ方はめちゃくちゃチープに映るっていうか、もうゲーノージンのコメントはやめてほしいです。

映画が終わると、CM用のカメラ(一般人が「すっごい感動しました!」とか言ってるあれ)が回っていて、パンフ以上にうざいことこの上なく。