毛皮族

19日
母の誕生日だったので家族で回らない寿司屋でランチ。その後、麻布を散歩。麻布十番浪花家総本店でたい焼き、Hop Chou a La creamでシュークリームを買った。シュークリームは、カスタードとショコラとシナモンアップル。コーヒーを飲みながらシュークリームを食べていたら、サンタクロースの衣装を着た子犬がうろうろしていて和んだ。夕方、日本橋で父がオーダーしていたシャツと寝具を購入。たいめいけんで夕飯を食べた。たいめいけんは地味に美味しいから好き。大胆に美味しい店の場合、ある一つの料理のクオリティは素晴らしいが他はひどいということが多々ある。それはそれでその料理を食べたいがために行くわけだから許せる範囲のことではある。たいめいけんはどの料理のクオリティも高いから素晴らしい。オムライスならオムライスで満足しないで、ラーメンやエビフライも上等に的確なクオリティで出せる技量がある。50円のボルシチコールスローにさえ、そのクオリティは保たれている。

20日
午後、三浦大輔「愛の渦」について語る。その後、下北で毛皮族鑑賞。またもや、というべきか、話は破綻している。上半身裸である。場面転換に無理やりダンスを入れるあの忙しさと強引さは流石である。エモジュンさんは老けた感じ。町田マリーが可愛い。町田マリーの役者っぽい演技のわざとらしさは素晴らしい。何あの天性の感じ。高田郁恵は意識的に韓国人っぽい演技をしていて良かった。指導教官予定の先生が毛皮族大好きだと聞き、最初はあの女子校の文化祭濃くした雑技団のどこがいいのかさっぱり分からなかったが、町田マリーと高田郁恵が素晴らしいということだけは分かった。話とか意味とかはもうほとんどどうでもいいレベルである。彼女たちに必要なのはいい脚本と作家であるが、そこに意味を求めた時、いろんなものも死んでしまう気もするので、突き進んで下さい、と。これは三浦大輔のやり方についても同様の応援。

21日
穏やかな日。遅い時間に研究室へ行った。置き傘してたのを思い出したのだ。急いでいたので、ドアを素早く開けると、同じ研究科の女子が彼氏を連れ込んでおり、くっついていたのがいきなり離れた・・・いや、彼女の名誉のためにもそこまでにしておこう。ともあれ、クリスマスなのである。

22日
同僚と飲む。いろいろ難しい。

23日
家で一日ゆっくりした。