なるほどなぁ

勝ち組負け組とか格差などという表現が流行って随分経つ。皆さん、rich or poorの二項対立に敏感というかなんというか、マスコミの力でなんとなく敏感にさせられている感じもまた、ある。ずっとずっと前から都市と田舎という構図はあって、長所短所だのいろいろ言われて、現在もなお東京とそれ以外に差異を見る比較というのは変わっていない。仮に東京を都市、それ以外を田舎と定義すると、人口の割合的なところでいえば東京の人は日本全体の１０分の１、残り９割は東京以外。国会議員は国民の代表として日本中から集められているから、１０分の１の人が東京を地盤に持つ人で、それ以外の人は田舎の代表者と言える。だから、というべきなのか、必然的に、というべきなのか、分からないが、疲弊しきってやばくなっている地方のための政策であり政治が求められていて、そこに田舎の人が期待している感じは、すごく分かる。ただ、なんというか、各々の人にとっては現実の、ただし、全体としては幻の田舎をイメージ的に尊重しすぎて、仕事もしないろくでもない地方公務員のために、いろんな税金が尻拭いのように使われていると思うと嫌だ。田舎の生活を維持させる為に、日本がどんどん貧しくなっていく感じがする。地方の役所じゃなくて、地方の企業に金がいくようなシステムにならないもんか。

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