悲しい

亀戸や両国のジーンズメイトは24時間営業なんだが、深夜に入って買う人というのは、どういう客層なんだろうか。深夜に服が入用になる消費者層ってどんな人だろうか。自分で行ってみれば簡単なんだろうけど。

自宅警備員にGWはないって本当?というスレタイで笑った。外出しないから、秋冬に日本で流行る予定の新型インフルエンザにも罹らないというメリットはある。

ふむ。。。暇だ、珍しく。

GW中は掃除や電話帳の移行をした。要らなくなった機械が多いので、ハードの片づけをしているのだけど、全然はかどらない。データ移行一つでpoorなUSBの影響か、とんでもない時間がかかってる。

「父さんごめん!5年ぶりの帰郷」

良い番組だった。父との断絶後、タイで外篭りを続けた主人公が5年ぶりに日本に帰ると、、、という内容だったのだが、考えさせられた。行くところもない主人公が遺骨を持って街を彷徨う。スーパー前の公衆電話で親戚のおばさんに遺骨を引き取ってくれないかというあのシーンは印象的である。それ以外にもタイのチェンナイで暮らすがん患者の老人とか。あれはすごい。よくありそうな話、にも思えた。

忌野清志郎死去。。。うーむ。あのキャラクターも歌詞も好きだっただけに非常に残念なニュース。「憧れの北朝鮮」とか「覚せい剤音頭」とか今の日本の音楽シーン(っていうの?J-POPシーン?音楽業界?)で、そういうのをリリースしようとする気概のある人は皆無である。リリース禁止になると分かっていても、あえて出そうとする努力や意思を伝えようとする人だって皆無だろう。

彼は真摯な人だった。多くの人は嫌なことには耳を塞ぎ、都合の悪いものは見なかったふりをするけども、彼はそういった都合の悪いものも、問題は問題として歌にした。

アイドル、ダンス、テクノポップに占められたJ-POPシーンにおいて、愛やら孤独やら夢やら喪失やら。歌い踊るのは構わない。肥大化された自我、自己愛、自分物語の最小公倍数として、大衆のありがちな感情を刺激し、ただひたすらに共感を得ようとする姿勢と、共感されなくてもいいから見ないふりをしている暗部を歌おうとする姿勢の違いというだけである。

歌いたいから歌ったのか、歌わなくちゃいけないんだという思いから歌ったのか、そこは重要じゃない。問題を投げかける姿勢そのものが重要だと思う。本当に惜しい人を亡くした。