ユニクロのCM

土曜
吉野家でテラじゃない豚丼を食べた。

日曜
昼、神田のロッテリアで都内限定の絶品チーズバーガーを食べた。絶品というわけでもないが、シンプルな味で美味しかった。
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ロッテリアと思いきやケンタッキーだったので悩ましいところであるが」で笑った。悩ましいのか、そうか。あじさいのねずみ混入カレーとか素でやべーのと店員の素行でのやべーのとだったらどっちってやっぱ前者の方が圧倒的にやばくねーか。殺鼠剤入りカップラーメンとか。コンビニのおでんとか弁当屋の揚げる油とか普通に疑わしいところがいっぱいあって、最終的には家の飯がという結論に落ち着くのだろうか。最近、食品の偽装問題がいろいろ取り上げられているが、疑わしいものに溢れているなぁ。

その後、パルコ劇場でマーティン・マクドナーのThe Beauty Queen of Leenaneを観る。結構おもろかった。都会と田舎と介護と母娘の愛情が上手く表現されている。精神病院がどうとかいうのはなんかインパクト弱かった。最近、何でも精神病院のせいにしたがっている気がしてならない。精神病院っていえばなんか「ひく」と思ってるところがある。最後の終わり方もナイス。ナイス過ぎるほどのナイス。あのロッキンチェアーとラジオの声。ナイス過ぎるわ。あの会話がすげー上手いと思った。大竹しのぶは今回も上手かった。長塚ジュニアは芝居が下手糞でした。多分、あの弟のキャラクターはあんなはきはきじゃなくて、もっとだらけキャラだと思う。茶髪のチーマーっぽいというか、スマップ中居的な「だべ」使用のキャラだと思う。ともあれ、マーティン・マクドナーは天才だと思った。パンフレットに岡室美奈子のインタビューが載っていた。目黒条はやたらマクドナーの本を訳している。この人の訳本は今後注目したい。舞台のセットがシンプル且つ優れていた。

トレンディドラマの特徴といえば男女のすれ違いだが、僕はすれ違いを望まないようで実は望んでいるという結構S的な感覚で見守っているようだ。よく分からないが。ただ、何度もすれ違う場合、観客はここまですれ違ったのだから、最後はハッピーエンドでいいんじゃね?と納得するところがある。これって何なんだろうか。悲惨になれば、なるほど奇跡を望むというか。そこで既にドラマにのめりこんでいるってところもあるんだろうけど。

何故、演劇が好きかというと、演劇が「フィクションであれ、人生における修復不可能な事件や一日を描くから」である。そういうのはできるだけ見たくない、聞きたくないという人は見ないだろうが、僕は修復不可能な傷や辛い出来事を敢えて観たい。そういうものを見ないと本当に偽善的に薄っぺらに人生が過ぎていくような気がしてならない。いや、それは観客としてみているのだから、それこそ薄っぺらな共感だという意見もあるだろうが、じゃぁそこでリアルに例えばソマリア行ってこいとかそういうのは現実的じゃない話だ。自分の幸せの裏で、遥か遠くの誰かは辛い思いをしているのだし、その逆もあるわけで、修復不可能な人生の一事件に接しないとそういう感覚が薄れていくような気がする。

その後、日本橋三越でMOCHICREAMの大福購入。紅芋テラウマス。そして、仕事をするのであった。

鎖骨萌え。