amazonからユージン・オニールのペーパーバックが届いた。カッコイイ。ユージン・オニールの小説で効果的に出てくるのが酒である。酒で酔っぱらって真実を吐露するというのが、パターン。いや、酒と麻薬か。とかく、中毒な人がいっぱい出てくる。加えて、家族の描き方が上手い。上手過ぎる。親子や兄弟の愛憎。憎んでいるようで、愛している。愛しているようで、憎んでいる。そういう書き方が上手い。
本多孝好「FINE DAYS」
「すごく反省してます、ほんとです」の言い回しがすげー春樹くせぇ。もう学校の小話が読めないなぁ。青春が男子校だったし。リアリティがどんどん薄まってるよ。
