自由研究がしたい

最近また聴きだした。SINGLESを。

THE SMITHSが好きだというのはこっぱずかしさをともなう。ドリーミンでもやしな文学好きのややこしい錯乱メガネを想像させる。ウィーザーが好きだというのと似ている。でも、スミスにはウィーザーのようなポップさも前向きさもない。どんよりとした反骨精神とノイローゼ気味の自虐。これこそが、THE SMITHSの魅力であるが、その2つを説明して、おっしゃ俺も聞くって野郎がどれくらいいるよ?況や女子を哉。しかしながら、人生において重要な事柄の一つが、痛みであることは間違いない。

夏のアレな。「今日の体育はプール」とか「夏休みの宿題」とか「社会科見学」とか「男子は黙ってなさいよ!」的な古の言葉に郷愁と共に憧れを感じつつ、振り返れば、何一つ、夏の成果ねぇっすよ(仕事以外でな!)とかそういうのは避けたいわけで。そんなん、男子も黙る。

マックでサーバ及びネットワーク構築とかちょっと自由研究っぽいのもしたいけど、達成感としてはどうなんすか。ヲタクじゃん。評価され辛いことやってもしょうがなくね?よくやったね、と。まぁ、その一言が重要なわけで、あれか?夏休みの日記も最近はblogで書いて提出か?お気楽に?ポケモンラリーとかJPGで載せるわけ?日本全国駅弁の旅とかの方がまだ、「突き抜けてる」。可能性がある。

いわば、労苦。労苦が必要なわけですよ。旅行?旅行が自由研究になるかっつーの!苦労及び発見なんかをまとめなくちゃいけないわけで。だからって、社会科見学?探検ぼくの町?リアルで嘘と偽善にまみれた社会の裏側わざわざ報告しなくても良いっすよねという妥協具合。その辺は自分で調査しよう。「ここはヤクザの事務所だよ。親切そうなおじさんがいました」。キャー、ちょーさん犬にでも追っかけられててー。つーか、誰に報告するわけ?そんなぼくの町を。町にあふれるゆるきゃらまとめた方がまだ良い。プラモとか工作キットでも買うべき?先ずは課題キャッモーン!と。もう適当な課題がねぇ五里霧中具合。逆に、埋もれた課題が多すぎるのだ。主に哲学的な。或いは深刻な。

とどのとまりは、俺が発見できなくなっているのである。何を?何かを。同時に、発見は時々、恐ろしい。