CM批評1

僕は、寧ろ、作ったのがどこの代理店なのかまで気になっています。やっぱ、電通なんだろうか。これの日本生命へのプレゼンとか拍手出たんだろうか。でも、いいよ。このCMは。

前述、日本生命のCM「柱」編とよく似たのが、これもホームドラマ系を狙っているトヨタホームの「山崎家 家物語」の「帰省」編。

http://www.toyotahome.co.jp/cm/cm2004.html

個人的にはこの2004年の「帰省」編も好きだったのだけど、もう見れないみたいね。

亀が動いたとかやっとるトヨタの「ノア」の意味不明さに比べ、質が違いすぎる。つーか、何だあの車のCMの意味不明さは。何も残らない。寧ろ、残したくない。である。

以前のユニクロのCM(例の、音がなかったシリーズ。最初、その斬新さに結構驚かれた。)製作時、製作部は、大衆のインテリジェンスに委ねようと言って、あの音がないCM群を発表したらしい。インテリジェンスとか言われても困るけど、「Zoom Zoom Zoom、走るよろこびー」とか刷り込み連呼されるよりは、もっと違う形でのアプローチをする勇気も企業のCM担当者には求められる時代だよなと思ったりしつつ。

http://www.nissay.co.jp/kojin/present/cm/

谷川俊太郎エンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」の融合が圧巻。わずか数十秒でここまで伝えられるかというほど、上手い広告だと思う。いろいろな批判もあるとは思います。けれど、敢えて言いたい。すごいCMです。

まず、谷川俊太郎の散文の説得力がすさまじい。というか、まとめ方、もっていき方が上手い。

「けれど目に見えぬこの商品には、人間の血が通っています。人間の未来への切ない望みが込められています。愛情をお金であがなうことはできません、けれどお金に、愛情をこめることはできます、」

この巧み。偽善臭いといわれようと、ある意味、言ったもん勝ちの言葉の力があると思います。「人間の未来へのせつない望みが込められています」だもの。言い方、説明のし方が上手い。

と、同時に映像の巧み。現在、3つのパターンがある。私は、どれも好きだけど、個人的に好きなのは、改札編。日常をドラマにシフトさせる装置としての、小さな駅と最後の夕暮れ。ベタかも知れないけど、撮り方が良い。

数ある生保でも、日本生命はこのCMで、CMのフィールドで勝利したと思います。

部屋、掃除した。良い感じです。奮発して、本棚かいました。

僕は、寧ろ、作ったのがどこの代理店なのかまで気になっています。やっぱ、電通なんだろうか。これの日本生命へのプレゼンとか拍手出たんだろうか。でも、いいよ。このCMは。

前述、日本生命のCM「柱」編とよく似たのが、これもホームドラマ系を狙っているトヨタホームの「山崎家 家物語」の「帰省」編。

http://www.toyotahome.co.jp/cm/cm2004.html

個人的にはこの2004年の「帰省」編も好きだったのだけど、もう見れないみたいね。

亀が動いたとかやっとるトヨタの「ノア」の意味不明さに比べ、質が違いすぎる。つーか、何だあの車のCMの意味不明さは。何も残らない。寧ろ、残したくない。である。

以前のユニクロのCM(例の、音がなかったシリーズ。最初、その斬新さに結構驚かれた。)製作時、製作部は、大衆のインテリジェンスに委ねようと言って、あの音がないCM群を発表したらしい。インテリジェンスとか言われても困るけど、「Zoom Zoom Zoom、走るよろこびー」とか刷り込み連呼されるよりは、もっと違う形でのアプローチをする勇気も企業のCM担当者には求められる時代だよなと思ったりしつつ。

http://www.nissay.co.jp/kojin/present/cm/

谷川俊太郎エンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」の融合が圧巻。わずか数十秒でここまで伝えられるかというほど、上手い広告だと思う。いろいろな批判もあるとは思います。けれど、敢えて言いたい。すごいCMです。

まず、谷川俊太郎の散文の説得力がすさまじい。というか、まとめ方、もっていき方が上手い。

「けれど目に見えぬこの商品には、人間の血が通っています。人間の未来への切ない望みが込められています。愛情をお金であがなうことはできません、けれどお金に、愛情をこめることはできます、」

この巧み。偽善臭いといわれようと、ある意味、言ったもん勝ちの言葉の力があると思います。「人間の未来へのせつない望みが込められています」だもの。言い方、説明のし方が上手い。

と、同時に映像の巧み。現在、3つのパターンがある。私は、どれも好きだけど、個人的に好きなのは、改札編。日常をドラマにシフトさせる装置としての、小さな駅と最後の夕暮れ。ベタかも知れないけど、撮り方が良い。

数ある生保でも、日本生命はこのCMで、CMのフィールドで勝利したと思います。

部屋、掃除した。良い感じです。奮発して、本棚かいました。