家の前の床屋のおにーさん

おそらく、僕は近所からはよく思われてないと思います。家の前に床屋があるのですが、一度行ったきり、ご近所付き合いなどなんのその、そこに髪をきりに行ってません。競歩ぐらいのスピードで家に帰宅することもしばしばで、挨拶もしません。だから、近所の人はよく思ってないと思います。

その床屋はおじさんが経営してて、子供であるおにーさん(私よりなんこか上だと思う)も手伝っています。でも、そのおにーさんは、深夜とか重低音マフラーのブラックライトギラギラドキュソ系ワンボックスやバイクでどこかに行って、朝4時に帰ってくる。彼、昼間は、よくスケボーをしてます。

で、この前、朝、5時。眠たい目をこすりながら、家を出た、小雨が降ってて、傘かなと思ったら、驚愕!雨の中、そのおにーさんが、彼女らしき女性とぎゅっと強く抱き合って、キスしておられた。キッスである。接吻である。チューである。家の前で。玄関でて、ドーン!アミノ酸、まとめて、ドン!2人の後ろでは、ワンボックスがアイドリングして、ドッドッド。2人は、酔っぱらってるっぽくて、お互い目も開けず、2人の世界。「キャー、朝っぱらから、なんざますかー、あなた方はー」などと思ったが、僕にできることと言えば、目を丸くするだけ。

で、さっさと、駅へ向かった。というか、その駅に向かう旅路にも「朝帰りかよ!朝寝、朝酒、朝湯が大好きで!かよ。うらやましーぜ、それに比べ、俺は・・・」と夢想し、ベンチで座っている同じく眠たそうな、朝早くて死にそうっすと顔に出ているサラリーマンの肩を叩いて、「今日さ、うちの前でさ、チューしてやがったよ!」と軽く挨拶でもしてやりたいほどであった。

「自営業パワー!」。これはちょい前のマックの広告で使われていたコピーであるが、その自由気質のおにーさんを見ていると、まさにその言葉を感じる。いつ働いているのかはなはだ疑問であるが、そのおにーさんは、時間を資本とさせた自営業パワーをビビビと発しているようで、結構もてているのである。おそらく、恋人か友達と思われる女の子と、わいわいきゃっきゃという声が時々、聞こえるのだ。

とりあえず、「自営業パワー」に対抗する「会社員パワー」を発掘したい。というようなことを、友人に言ったら、「合コン」ぐらいじゃね?などと。他にも、探そうよ。

おそらく、僕は近所からはよく思われてないと思います。家の前に床屋があるのですが、一度行ったきり、ご近所付き合いなどなんのその、そこに髪をきりに行ってません。競歩ぐらいのスピードで家に帰宅することもしばしばで、挨拶もしません。だから、近所の人はよく思ってないと思います。

その床屋はおじさんが経営してて、子供であるおにーさん(私よりなんこか上だと思う)も手伝っています。でも、そのおにーさんは、深夜とか重低音マフラーのブラックライトギラギラドキュソ系ワンボックスやバイクでどこかに行って、朝4時に帰ってくる。彼、昼間は、よくスケボーをしてます。

で、この前、朝、5時。眠たい目をこすりながら、家を出た、小雨が降ってて、傘かなと思ったら、驚愕!雨の中、そのおにーさんが、彼女らしき女性とぎゅっと強く抱き合って、キスしておられた。キッスである。接吻である。チューである。家の前で。玄関でて、ドーン!アミノ酸、まとめて、ドン!2人の後ろでは、ワンボックスがアイドリングして、ドッドッド。2人は、酔っぱらってるっぽくて、お互い目も開けず、2人の世界。「キャー、朝っぱらから、なんざますかー、あなた方はー」などと思ったが、僕にできることと言えば、目を丸くするだけ。

で、さっさと、駅へ向かった。というか、その駅に向かう旅路にも「朝帰りかよ!朝寝、朝酒、朝湯が大好きで!かよ。うらやましーぜ、それに比べ、俺は・・・」と夢想し、ベンチで座っている同じく眠たそうな、朝早くて死にそうっすと顔に出ているサラリーマンの肩を叩いて、「今日さ、うちの前でさ、チューしてやがったよ!」と軽く挨拶でもしてやりたいほどであった。

「自営業パワー!」。これはちょい前のマックの広告で使われていたコピーであるが、その自由気質のおにーさんを見ていると、まさにその言葉を感じる。いつ働いているのかはなはだ疑問であるが、そのおにーさんは、時間を資本とさせた自営業パワーをビビビと発しているようで、結構もてているのである。おそらく、恋人か友達と思われる女の子と、わいわいきゃっきゃという声が時々、聞こえるのだ。

とりあえず、「自営業パワー」に対抗する「会社員パワー」を発掘したい。というようなことを、友人に言ったら、「合コン」ぐらいじゃね?などと。他にも、探そうよ。