FRF三日目

キーーーー!何もかも窓から投げ捨ててしまいたい!と思うことは多々あると思う。テレビも!タンスも!過去も!え?過去。うん。過去。ぐっちゃぐっちゃだし。

ないとしたら、あんた、いい生活おくってるね!と親指を立てたい。こういう発作感覚って、もてない!いや、今更もてるもてないって、孤高の上空遥か100光年先の星から、何些末なこというとるとですかと、問題がちいせぇちいせぇ、一休み一休み(c)一休さん、先ずはてめー鏡見てみろ、それも真実が映し出される鏡をな!まさに外道!というわけで、しばしば、○○君っていつもおとなしいのに時々狂うよねとか、キャー!何それー?気があるのー?と全ての事象を無関係に、そして強引に楽観的につなげる思考も能力である。

Ocean Pacific PeaceなFRFまとめ。

土曜
銀座ブラブラ。昼から寝だめする。17時くらいに起きて、ヴィーナスフォートヴィレッジヴァンガードで本を買う。わにとかげぎすが全巻揃った。また、ヤクザが話を加速させてる。古谷作品の凶暴性を加速させる外圧は常にヤクザ関係ですな、と。ともあれ、秀逸なのは、斉藤君の存在だと思う。途中で消えるけど、「足の速い人もいれば、遅い人もいる。明るい人もいれば、暗い人もいる。超大雑把だけど、やっぱりそれだけのことじゃないかな」。この「理想はあるけど、夢は持てない」感じが世相を表現しててすげぇ。オナニーを見てもらったり、SMに行ったりして、のっぺり顔と冷静な諦観を30過ぎて変えられるかどうかという。親の仇かってくらいおっぱい揉んでたっていう表現はおもろかった。でも、「お前は性根腐ってる」というのがショックだったり、それで野球を止めちゃうというのは神経細いよなぁ、と。所詮、戯言じゃね?と笑い飛ばせるのがごぼうのような太い神経かどうか分からないけど、それくらいの暴言なら日常茶飯事じゃね?というか。

新宿発夜行バス。ギリギリだったのでダッシュで新宿から都庁まで走ったが、バスは遅刻者のため、もとからバスは30分も待っていた。道は意外と空いてた。高坂でソーキ蕎麦を食べた。赤城で無駄に足止め。1〜2時間待ったかなぁ。予想よりバスは便利だった。今回は見るスケジュールも決まっていたので、荷物を預けて、会場へ。途中、ハヤシライスを食す。開場を待って、何もやることがなかったので、一先ずシャツ売り場へ。バトルズが即、売り切れていた。マンデーズとchemical brosのシャツは昼までに入るとかいうので、食事して、PAUL STEEL。「日本で演奏できるなんて夢が叶ったよ。コニチハ、アリガト」的なファン感謝感謝のMC。途中、女性のギターがとらぶった模様。良かった。CD買おうと思う。
whiteに移動して、DEERHOOF。グレッグ・ソーニアのキャラがすごい。ドラムの打ち方が個性的で、熱い。ほとばしるほど、熱過ぎる。とにかくドラムが好きだって言う感じ。とにかく叩く。あと、MCがおもろかった。「何、見たい?PURI見たい。Toe、何?」とか外国人の日本語が。マツザキサトミはパンダパンダとか鳥のぬいぐるみとか不思議系。
red marqueeに移動して、THE PIGEON DETECTIVES。5列目くらいで。騒がしく、やたら元気な鳩。めためた盛り上がってた。かなり混んでた。意外だった。フォワードロシアも来ないかなぁ。終演後、エチゴビールピルスナーを飲んだ。店員が寺門ジモンに似てるなぁと思った。
THE ANSWERを奥で座り観。ハードロックっぽい。でも、MCが低姿勢な感じで感謝の言葉。We're pleased to〜とか俺らここで歌えてすごい光栄です、みたいな。びびった。音は派手だったけど、fuck連発とかじゃなかった。
Field of heavenに行く途中、MIKAをちょっと観。盛り上がってた。裏声っつーか、高い声も出るのね。明るいなぁ。途中入荷したハッピーマンデーズとケミブラのシャツを買った。
Field of heavenでJONATHAN RICHMAN。DEER HOOFとJONATHAN RICHMANは28日も苗場食堂でやっていた模様。JONATHAN RICHMANはその日もサーカスのところで深夜に演奏を行うようで、結局3回の演奏。JONAH MATRANGAとも迷ったけど、THE DURUTTI COLUMN見逃したくなかったので、Field of heavenで列の前の方をキープすることにした。早めについたのでピザを食す。今回、結構食ってる。大人というか、落ち着いた曲で、素朴な歌詞が泣きそうになる。曲の途中でいきなりダンスをしたり、イタリア語でなんたらかんたら言い出したり、いろいろするけど、あれない方が良いんじゃね?と。で、THE DURUTTI COLUMN待ってたら、本人急病のため、中止とか。ええー!という思いでHappy Mondaysを見るべく、greenに。クラムボンの人が多過ぎて、whiteを抜けるのに時間かかった。greenに着いたけど、超、途中から!残念!今回の反省点はこれだな。もうちょっと早く分かってれば、ハッピーマンデーズを最初から見れた。下手うったー!そんなの関係ねぇ!はい、オッパッピー。
去年もグリーンで感動したけど、今回も良かった。よっぽど日本が好きなのかsmash側の接待がすごいのか分かりませんが。ハレルヤでやっとgreenに着いた。時間帯の問題なのか、空いてたなぁ。昨年よりも非メンバーの黒人女性ボーカルの人が全面に出てる。step onなんか、ショーンより、彼女の方が目立って歌ってた。どっちがヴォーカルか分からないくらい。ショーンの「次はなんだっけ?」と確認するところとか相変わらずだなぁと。ベズダンスも相変わらず。あのおどけた感じで歩く怪しいダンス。3曲くらいしか見れなかった。ショーン・ライダーは去年より顔がまん丸になってデブってる気が。ともあれ、ビール片手にマンデーズ聞けたのは最高だった。
その後、バトルズを見にwhiteへ。whiteは人で埋まっていた。かっこよかった。CD買おう。
その後、chemical brosを間近で見たかったので、モッシュフロアに入るべく、スカパラを見て、中へ。スカパラも良かった。盛り上がってた。
chemical brosのVJは天才だと思った。Music videoでもchemical brosのは格別に質が高いと思っているけど、ライブの映像もまた質が高かった。例えば、out of controlでヒトラー演ずるチャップリンを絡めるとかbelieveで教会や神殿の設計図や内部を映すとかVJの技術というかイメージが非常に良かった。ステージの機器がすげぇ。飛行機のコックピットよりボタンが多そうだった。トム、髪が薄くなってた。昔の長髪のイメージがぬけないから時代を感じた。演奏中、トムは機材につきっきりで、エドは結構ブラブラしていた。今回の新作で最も聞きたかったALL RIGHTS REVERSEDもやってくれた。ただ、chemical brosはライブだとアレンジがかかりすぎてて、その曲に100%浸れないと思ってきたけど、今回もという感じ。やってくれたのはやってくれたのだけど、どの曲もアレンジが効きすぎてて萎える。例えば、believeなんかCDのオリジナル最強だと思うので(music videoも秀逸)、オリジナル通りやって欲しかった!あと、hold tight londonとlet forever beやってくれたらなぁ、と。最初、中央前3列目にいたが、始まってすぐに踊るスペースがなくなったので、後ろへ移動した。終わって、荷物を受け取って、着替えてバスで帰宅。バスガイドは行きと同じ人だった。寝たのだけど、起きると、またどこかのサービスエリアで停滞していたようだった。サービスエリアで止まっても、帰りは補助席まで埋まっていたので、出るのもめんどくさいし(というか、皆寝てるので出てる人もいなかったけど)寝続けた。5時に新宿着。地下鉄で帰る。途中眠そうなサラリーマンとかいた。朝から働く人を横目にこれから休みだという満足感。

1日だけというのもあって、あまり疲れなかった。といっても、昼まで寝たけど、とくに筋肉痛がひどいわけでもなかったし、怪我もなく、楽に楽しめた。行くと、一年間頑張ろうという気持ちになれるし、来年も行きたいなぁ。